カテゴリー
料理

ベランダで自家製トマト

ベランダガーデニングを楽しんでいます。

狭いスペースですが、狭いからこそ多品種少量を目指しています。

庭があれば、いろんな野菜やハーブ、果物などを栽培してみたいのですが、うちにはあまり広くないベランダがあるだけなので、上手くスペースを利用して花やハーブを育てています。

ここ2年くらい、ベランダガーデニングで大成功しているのはミニトマトの栽培です。
我が家のベランダは南西向きで、とても日当たりがいいせいか、トマトがとてもよく育ちます。

手入れらしい手入れもせず、ただ毎日水遣りをしているだけですが、スーパーで買うトマトよりも格段においしいんです。
太陽からもらった栄養分がたっぷり入っている、そんな味です。

ことしはトマト以外にも、ピーマンかナスを育ててみたいんですけれど、洗濯物を干すスペースだけは確保しなくてはならないので、結局はトマトの栽培だけに終わりそうです。
意外に虫も寄ってこないので、完全無農薬野菜なんですよね。。

プロが作る完全無農薬野菜は、市場に出回ると少々値段が張りますけれども、ベランダガーデニングレベルでは、わずかな投資で少ないですが、おいしいと感じられる野菜が手に入るので、満足度は高いですよね。
ねぎなんて何も手入れしなくていいですから、ラクですよ。

一番の失敗だったのは、ゴーヤでした。
あれは我が家のスペースでは完全に無理でしたし、栽培の知識がなければ上手く育たないことがわかりました。

干し野菜

ぬか漬けや麹など、和食の昔からある作り方や保存について、改めて見直されている。
その中でも干し野菜が密かなブームになっているらしい。
大根、人参、トマト、柿、しいたけ、なんでも干して保存していた日本の食材活用術。

切り干し大根の煮物を作りながら、昔の人はよく考えたな〜と思っていた。
収穫できないシーズンでも食べられるように干しておく。
そうすると甘みだけでなく栄養価までアップするというから驚きだ。

一時期、ドライフルーツにはまっていて、マンゴーやいちじく、レーズンなどを購入してはチビチビ食べておやつにしていた。
摘み立てのフレッシュでジューシーな美味しさとは違う、時間のと乾燥によって増す甘みを楽しむことができる。

フルーツではないが、ドライトマトにも凝っていた。
ドライトマトをオリーブオイルにつけておいて、白身魚とのアクアパッツァに使ったり、色々な使い方をしていた。
最近は、自然食や和食回帰のブームとして、野菜を干しておく網が売れるらしい。

近所の魚屋さんの軒先では、小魚が干されている。
ネットの中にあるが、その匂いにつられて野良猫が集まるほどだ。
私も、焼酎に合うだろうな〜と考えながら、魚干しネットを横目に通り過ぎている。

マンションぐらしだと、ベランダは洗濯物やゴミ分別のボックスでいっぱいだ。
もっと整理して、野菜を載せた網を並べて、干し野菜を作ってみたい。
昔、台所に立つお母さんたちは家を守る専業主婦だったからこそ、保存食を作ったり、長期保存のために下ごしらえをする時間があったんだなぁと思う。

今は料理も様々な便利グッズで楽になっているから、ちゃちゃっと家事をする合間に、時間をかけて食材を干したりしてみたいな〜と思うのです。