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いつまでも健康に

日中病院の違い

先日主人は転んで脳出血になって、緊急手術を受けました。
私も急いで、中国から日本に来ました。
主人入院の間、日中病院の大きな違いを感じました。

日本では、家族の付き添いが必要ではありません。
看護士がいるので任せればいいです。
家族は決められた面会時間で面会に行って、面会終了時間になったら、帰らなければなりません。

中国では、家族の付き添いが絶対必要になっています。
でないと、患者さんが自分でやらなければならないことがたくさんあります。

特に体の不自由の患者さんにとって、家族が面倒をみる必要があります。
病院食がないので、食べ物は自分で買ったり、家族が作って持ってきたりすることになります。
なので、中国の病院では、患者より、付き添いの家族のほうがもっとつらいと思います。

各国の病院の有り方は違うようですが、日本の常識は海外では通用しないという典型ですね。
ところで病院の経営という点では、いかがなものなのでしょうか。

つい数年前までは医師不足が叫ばれ、続いて看護師不足、今は介護関係の人員が不足という事態に陥っています。
つまりは慢性的に医療業界は人手不足であるという事がわかります。
医療の発展とともに専門スキルを有する人材が必要になってくるからでしょうか。

その割には医療費や入院ベッド数の削減など、少し矛盾も感じたりするわけですが、要するに、病気になるなと政府や国が言っているような気がしてならないですね。

中国語を学びたい強い思いで留学

私が中国語を学びたいと思ったのは、将来香港に住みたいと思ったからです。
当時は、中国も香港も同じ言葉を使っていると思っていました。
しかし、香港は広東語。
北京は標準語、上海は上海語など色々な言葉があると後で知りました。
今は、香港の方も北京の方と同じ言葉を話す方が多いと聞きます。
実際のところは分かりませんが、やはり中国語が分かる方が得なような気がします。
そもそも、どうして私が香港に憧れるようになったかと言うと、香港映画を観て酷く感動したことが理由です。
それからと言う物、むさぼるように香港映画ばかりを観ていました。
それに、映画の主題曲や挿入歌にも心惹かれました。
悲しくなるような柔らかく優しい二胡の響き。
切ない内容にぴったりで、私の頭の中には勝手に作り上げた香港のイメージがありました。
そんなこんなで、とうとう留学。
それは私にとって夢のような日々でかけがえのない時間でした。
田舎の両親は猛反対で、それでも行きたいと言う気持ちを抱える自分に、何か罪悪感のようなものもありました。
田舎しか知らない両親にとって、外国はどこも不安の塊でしかなかったのでしょう。
でも、譲れない想い。
私は、そんな誰からも応援も承認もされない状態で中国に向ったのです。
だからこそ、毎日本気でした。
どんなことがあっても、結果を出して帰ろうと思ったのです。
日本人といると言葉を覚えられないので、中国人や他の留学生の方と積極的に接するようにしました。
HSKも受け、納得のいく結果も得られました。
自信が持てる思い出です。