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清掃業者

大掃除をしているとき、以前清掃業者にお願いしたことをふと思い出した。
知人に部屋を借りたため、清掃は自分でしなければならなかった。

でも水回りなどは前の住人が使ったものと考えると触れたくない気がして思い切ってお願いした。
部屋まるごと清掃してもらうパックだったが、素人では手に入れられないような液剤や機材を使っていたので依頼して良かった。

とくに、ステンレス製のシンク周りの掃除はさすがはプロの仕事だった。
特殊な研磨をかける機材を使い、薄く薄く削りながら綺麗に磨き上げられる。

顔がぴかっと映るほど鏡のように美しくなり、長く使っていてもその輝きが損なわれないのでとても助かった。
ちょうど清掃をお願いしているときに、カーテンや照明器具を付ける作業を横で始めていた私は苦戦していた。

脚立がないと付けられない重たいシーリングファンが付いたランプをなんとか自力で設置しようとしていた所、清掃が一段落した業者さんがお手伝いをしてくださった。
料金外なのに快く引き受けてくださり、予定よりも早く部屋が片付いた。

こういったサービスが嬉しく、清掃業者を探している知人にも紹介している。
今後機会があればまたぜひ利用しようと思う。

どうやって生活するのか

「風が吹けば桶屋が儲かる」というように、経済にはカラクリや仕組みがある。
最近、この人は一体どうやって生計を立てているんだろうか、と疑問に思うことが良くあるのだが、きっと私が知らないだけで、「風が吹けば〜」スタイルで、間接的に商売が成り立つ仕組みを確立しているのかもしれない。

女友達に、最近つきあい始めた彼氏の話を聞いたときに、「特別、何か仕事してるっていうわけじゃないんだけど、色々やってるみたい」と謎の返答があった。
それはつまり、世間で言うところの「無職」じゃないのか?と思ったが、無職ではないらしい。

確かに、家賃を払って生活しているということは、どこからかお金が入っているはずだ。
不動産所得や印税のような不労所得的な話かな、と思ったけど、そうでもないらしい。
じゃ、何よ!と言いたくなったが、他人のお財布事情に突っ込みすぎるのも良くないので、とりあえずスルーしておいた。

まさか、借りてきたお金でデートしているのかもしれない、とも思ったが、そんなしっかりしていない人に当たるとはそうそう思えない。
社会には、こんな仕事があるんだ!とびっくりするような職がある。
そういえば、何でも屋と書いた名刺を頂いたことがある。

ホームは、スタジオを経営しているそうだ。
ダンススクールからヨガ教室まで、色んな人が借りるスタジオを管理していて、受付や清掃をしているんだとか。
でも、頼まれれば何の仕事でも引き受けるらしく、大きな会社のバーベキュー準備や、足場の解体屋、食肉工場など、とにかく人が足りないところであれば、何でも引き受けるらしい。

気がつくと、清掃やアウトドアに使う用具などが揃ってきて、余計何でも屋に磨きがかかっているらしい。
一言に、「会社員」というように表せない人はこの世にたくさんいる。
その人が暮らしていけているのであれば、他人がとやかく言うもんでは無い。