最近の100円ショップ商品は以前とは違い、安かろう悪かろうではなくなってきている。
安くて良いもの、長く愛用できるもの、を扱うようになってきた。
各メーカーのたゆまぬ努力の結晶だと思うが、以前のように買ってすぐに壊れるというようなものはほとんど見ない。
出店する場所によって、品揃えをガラッと変えたり、売り上げ減が続けばすぐに撤退するという潔さが成功の秘密らしい。
何社かある中で、どの100円ショップでもずっと売れ筋なのは、プラスチックの収納ケースだそうだ。
大小さまざまな大きさ、形、デザイン、用途に対応すべく、色んな収納ケースを扱っているが、うちにも100円のカゴはたくさんある。
無機質な素材感だが、最近では暖かみのあるカラーを使い、部屋に溶け込むように工夫してあるものが多い。
大掃除をしていると100円カゴだけでもかなりの数があった。
小分けして物を入れていたので、掃除がかなりやりやすかった。
ますます多様化していくニーズの中で成長を続けて欲しい商品だ。
100円均一
原宿に集団が見えたので、何だろうと近づいてみると、デンマーク版100円ショップに入るための行列でした。お店に入るのに整理券を配布するほどの人気だそうです。すごくカラフルで見てるだけで楽しくなる商品がたくさんあるので何度も足を運んでしまいそうです。
低価格で品揃えも多く、学生にも主婦にもお年寄りも楽しめるアミューズメントパークのような価格均一店が最近増えてきています。
そこで日本最初の価格均一店が気になり調べてみました。十銭ストアという昭和5年に百貨店が開いたお店です。当時初めてのチェーン展開をし、106店舗もありました。当時も約2000種類の豊富な品揃えがありましたが、百貨店で仕入れた中の形がゆがんでいるガラス商品など、いわゆるアウトレット商品を売っていたそうです。当時の新聞に「『安からう悪からう』も事実には違ひないが買ふ人が「十銭」だけの値打ちを認めて買ふのだからどちらにも文句はないはずです。」という記事があります。
そんな安かろう悪かろうな商品というイメージを変えていったのは、現在最大手の100円ショップでした。商品の品質向上に力を入れ、オリジナル製品の大量生産ルートを確立し、催事販売を依頼する百貨店の信頼を勝ち取りました。
現在はご存知の通り、生活用品でお店に無いものは無いのではないかというくらい豊富な品揃えで、多くの人が訪れるお店に成長しました。
今まで100円ショップというと、雑然と高い棚に上から下まで商品がたくさん並んでいて、欲しいものを探すのに一苦労といった印象で個人的には苦手でした。しかし、最近久しぶりに行ってみると、明るくパステルカラーを基調としたお店のデザインで、棚も低く今までの圧迫感もなくなっていてびっくりしました。品揃えも豊富で、便利グッズがたくさんあったり、ディスプレイも雑貨屋さんのようにおしゃれになっていたり、楽しく買い物ができました。