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親は子供の真似相手

子供ははじめてこの世に来て、言葉も話せなく、自分でご飯も食べられなく、何もわかりません。
しかし、大きくなると、子供はだんだんパパ、ママを呼べて、拍手できて、バイバイの手振りも出来るようになります。

不思議でしょう。
赤ちゃんはいつ、どのようにこんなことができたのか、疑問を持つ親もたくさんいるのでしょう。

実は子供がこんなに多くのことができるようになったのは、他人にまねする結果です。
最初何もできない子供が周りの人を真似する方法を通じて学びます。

親のやり方をじっと見て、自分もそのようにしようとしています。
なので、子供の前で、できるだけけんかしないようにしましょう。
親は子供の最初の先生なので、教育の主役は先生だけではなく、親にも責任があります。

手本となるべき親の行動を、そのままコピーしてしまうのが子ども習性です。
自らの行動が客観的に見れるので、親の方としては、子どもの真似を見て自分の行動を正すことも出来るわけです。

子どもの行動に見覚えがあったり、ハッとしたりする場合は、大抵の場合、あまり良い動きではありません。
このようにお互いの行動について、是正が出来るというメリットが、真似にはあるわけです。
頭ごなしに気に入らないからと言って怒る事は、親力の観点からすると、最低ではないでしょうかね。

人のふり見て我がふり治せは、親子の間でも可能なのです。

面白い楽しい似た者夫婦似た者親子

時々、私たち夫婦がどのように人の目に映っているのだろうかと思うことがあります。
まあどうでも良いことでもあるのですが、少し興味もあります。
色な夫婦を見ていると、やっぱり似ているなと思います。

顔ではなく、なんていうか雰囲気のような空気のようなものが似ている気がするのです。
美人とか美男子とかも関係ありません。
とにかく上手く言い表せないのですが何かがあるのです。
始めて主人が私の実家に来た時。
それは、「お嬢さんを私に下さい!」的な話をする為に来てくれた時でした。
たばこで穴だらけになっているズボンをはいた父が緊張しながら聞いていました。
主人も緊張したと思うのですが、父もそれ以上にカチコチだったと思います。
私はただただ、どうしてもっとましなズボンをはいてくれなかったのかとそれが気になって仕方がありませんでした。
でも、父は本当に主人を大好きになったようで、褒めてばかり。
人を褒めることが上手かったら、もうちょっとはましな人生を歩めたであろう父ですから、これにはとても驚きでした。
そして言うのです。
「お前たちはよく似ているな」と。
一体何を見て似ていると言ったのかわかりませんが、その言葉を何度も口にしていたことを覚えています。
だから、やっぱり似ているでしょう(笑)
最近は、どうやら子供も似てきたよう。
当然ですよね。
私たちの子供なんですから。
必要以上にこだわらない、気にしない、聞かないしゃべらない。
本当に似た者家族だとしみじみ思うのです。
時々、洋服を後ろ前に着て出かけてしまうところもそっくり。
本当に似ていて嫌になります(笑)