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趣味と生きがい

料理教室

子どもたちを対象にした料理教室があちらこちらで、開催されています。
ファーストフードやインスタント食品などが普及し、食の乱れが問題視されていることを重く見た企業などが、食育として取り組んでいるようです。

子ども向けの料理教室では、食材の選び方、包丁や火などの危険も伴うものの安全な使い方、料理のプロセスなどを学ぶことで、料理の楽しさや食の大切さを知ってもらおうとしています。
親子参加型のものもありますので、親子で協力し合って料理に取り組むこともでき、楽しさの幅が広がります。

料理を作る際には、手を使い、目で見て、音を聞いて、味をみて、温度を感じるなど、五感をフルに使います。
料理が出来れば、達成感を覚え自信につながります。
最後は後片付けまで、きちんとこなします。

学ぶ範囲が広いことも魅力のひとつです。

昔は男は仕事で女は家事、というスタイルが家族の象徴のように言われてきましたが、単純に男性側の見栄の問題ではないでしょうかね。
料理屋の厨房には男性が入っているのに、家庭の厨房には男性は入らないというのは、理論的ではありません。

今の時代なら完全に男女差別として叩かれることでしょう。
性別に関係なく、料理の得手不得手は出るものです。
これは人間が平等ではないことのひとつでもあるのですが、皆が皆、同じ能力を持ち合わせていないのです。

平等を間違って使う人が多くなっていますが、過剰ともいえる横並びの意識が、こうした弊害を生んでいるのかも知れませんね。

家族が料理人でトクしていること

弟が料理人なのですが、オリジナル創作料理や試作段階の料理を食べることができてトクしています。

友達のお父さんが小料理屋をやっていて、お正月になると立派なおせち料理を重箱につめて友達に送ってきます。
私も何度かおすそ分けしていただいたのですが、そこらの百貨店やホテルのおせちなんかよりも全然おいしかったです。
家族がお店をやっていたりすると、こういう恩恵を受けることができてうれしいですね。

うちの弟も料理人なので、たまに実家に帰った時などにオリジナル創作料理をふるまってくれたりします。
弟が開発したオリジナル生姜焼きソースは、市販してもいいんじゃないかというくらいおいしいです。
たまに、失敗作なんかもありますけどね・・・。

その弟が最近はまり出したのが、輸入食材です。
カルディとかそういうお店で売っていそうな外国の調味料とかソースとか、インターネットでちょこちょこ仕入れてきては料理のアレンジに使っているようです。
お店で出せるレベルのものはまだ完成していないようで、いつも試作段階のものを家族が毒見させられています。

この間毒見させられたのは、香辛料たっぷりの激辛カレー。
もう、見るからに辛そうで、辛い物が苦手な私は一口食べてギブアップしました。
「何入れたの?」と聞いたら、インド人もびっくりの本格的な調味料でした。
といっても、聞いたことのないものばっかりで、ガラムマサラしか覚えていませんが。
もはや、何を目指しているのかさっぱりわからない弟ですが、いろんな料理が食べられるのでちょっとおトクな気分です。

でも、輸入食材を使った料理って、味が濃かったりスパイスが効きすぎたりしていてあんまり好きじゃないんですよね。
早く弟の輸入食材ブームが終わって、次はイタリアンブームとかが来ればいいのになぁ~と密かに思っています。