歯の治療は、虫歯治療だけではなくなりました。
虫歯になる前の予防治療としては、シーラントやフッ素塗布があります。
シーラントとは、臼状になった奥歯のくぼみの部分が虫歯になりやすいため、そうなる前に、噛み合わせに影響が出ない程度に薬品で埋めておくことです。
また、歯の表面にフッ素を塗布することも、虫歯を防ぐ方法です。
フッ素入りの歯磨き粉が市販されているので、家庭でも簡単にケアができます。
歯の黄ばみが気になる人は、ホワイトニングを行います。
歯の黄ばみは、コーヒーや紅茶などの色素が歯に沈着したことと、歯の中心にある象牙質が年齢とともに黄ばむことが原因です。
後者については、専門の診察機関に受診しなければなりません。
インプラントは、抜けてしまった歯を補うための治療で、歯茎に、義歯の「根」になるものを埋め込み、それに義歯を取り付けるものです。
他にも歯並びの矯正や歯周病治療など歯の治療は様々です。
しかし歯医者さんのイメージって、どうして「痛い」を想像してしまうのでしょうか。
自分が虫歯を放置していたり、定期健診を蔑にしていたことが原因で、通院することになっているのに、逃げ腰なのは自分勝手ですよね。
私も逃げ腰ではあるのですが、歯があってこその美味しい料理や食べ物に出会えるわけですから、しっかりと治療に専念しています。
やっぱり怖いですけどね。
栄養不足と歯の関係
わたしの住んでいる市は、小学生未満の子どもの医療費が無料でとても助かっています。
子どもたちの、虫歯予防にブラッシング指導や、フッ素を塗布するため2~3カ月に一度、定期的に歯医者へ通ったおかげで、とてもきれいな歯をしています。
しかし、小学生になったら歯科検診にもお金がかかります。
きれいな歯をしているので、半年か一年おきでいいかな。
とも思ったのですが、丁度永久歯に生え換わる大事な時期。
これが、虫歯になってしまうと取り返しがつきません。
虫歯ばかりは、放っておいても治るものではなく、悪くなるばかりです。
早めに治療すれば、治療時間も短く治療費も安むはずなんですが、最近は子どもの虫歯の治療費が払えない家庭が増えているそうで、学校行事の無料の歯科検診でも虫歯のひどい子が多いそうです。
乳歯が虫歯になると、永久歯の歯並びにも影響します。
そればかりか、痛みがでてくると固いものが噛めず育ち盛りの子どもの食生活に影響が出たり、虫歯が原因の頭痛もでてくるでしょう。
なるべく毎食後、歯磨きをして、虫歯になって治療するより虫歯にならないように予防する事が大事だと思います。