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学びは若さのひけつ

受験・進学

お受験や有名校進学は、よそ様のことと考えていたけれども、ある日、妻が娘の将来について問い詰めてきた。

この子の将来をどう考えているのかと。
どうといわれても、正直なところ具体的に考えたこともないので、なんらビジョンは持っていない。

さらにいうと、本人次第だと考えていた。
「5歳の子に自分の将来が描けるわけないじゃないの。」
「道筋は示してやらないと。」

確かにおっしゃるとおりである。
それが親の務めというものなのだろう。

自分を反面教師として、子のこの将来を夢多きものにしてやらなければいけない。
ただ、将来のというものは不確定要素が多すぎるし、どうしても我々親が経験したことしか明確にレールを示すことしか出来ないのは、テメリットであると思う。

単線よりも複線の方が、選択肢としてベストなレールを選べるが、選択肢が無いということは、夢を追いかけることさえも不可能となるケースもある。
お受験を通して何がしたいのか?

妻はこのことについては一切触れていない。
周りがそうだから、という周囲迎合的な理由ならば、とことん議論する必要がある。

単純に娘を利用した自己満足でしかないのは見えている。
くだらない見栄のために、子ども人生を利用するのは、親としてもやってはいけないことだが、近所付き合いという狭い枠の中でしか考えないクセが付いてしまったのかも。

禁煙中なので、電子タバコをくゆらせながらボンヤリと考えていたのだが、お受験という呪縛から解放する名案は無いものだろうか。

海外の人とコミュニケーション

子供の頃から、海外の人とコミュニケーションをとることに大変興味がありました。
大学時代には英会話教室に通い学びましたが、残念ながらあまり上達したという感覚は得られませんでした。

娘が高校生になり(現在は大学でフランス語を専攻)国際コースに進学したのですが最初の内は勉強の仕方がわからず悩んでいたので、一緒に勉強し英検二級を取得しました。
京都という土地柄もあり海外の方と遭遇する機会も多いのですが、英語を勉強し直してから、道で困っている観光客の方に声をかける事も怖くなくなりました。

和食のお店での配膳のアルバイトで、メニューや食材について質問されることも結構あり、そのの回答を考えたり・・・積極的に海外の方と接しようという気持ちになりました。
まずは日本の文化を海外の方に説明できるようになりたいと思います。
観光地や社寺仏閣などについても英語ではどう言えば良いのか?なども考えるようになりました。

大学時代に英会話教室に通っていた時より、50代の今のほうが何故か頭に入りやすく感じます。
やはり母国語ではなくとも言語は経験値なのでしょうか。
英語のテキストだけで勉強するだけではなく、様々な分野、場面で興味を持つことも大事だと思います。
15年ほど前、海外のアーティストとメールや手紙でやり取りしていたことがあり、辞書を引きながら英語の文章を書いていたのを懐かしく思い出しました。

今の時代、SNSを利用して著名な人物ともコンタクトをとることも可能です。
まずはTwitterのような短文で、英語を使い誰かに宛てて発信してみてはいかがでしょうか?私の場合、娘の進学がきっかけでしたが、いくつになってもチャレンジは遅くない、むしろ成熟してからの方が習得しやすい場合もあると自信を持ってほしいです。